マーケティングに取組んでみる(その1)
弊社は2001年の設立ですが、今まで、マーケティングの仕組を持った事がありません。どのような営業をしてきたかと言うと、仕事が途切れたタイミングで、知り合いに「何か無いですか?」と聞くだけです。設立当初は、それまでの人脈を活用するのはもちろんの事、交流会に参加したり、テレアポもやっていました。しかし、長くやっているうちに、それなりに人の繋がりができ、現在では、交流会もテレアポもやっていません。知り合いに「何か無いですか?」と聞く、それだけでやっています。つまり、運だけで成り立っているのです。怖いですよね。
このままではいけないと思い、運が続いているうちに、マーケティングの仕組作りを進める事にしました。10年位放置していたホームページをリニューアルし、SEOを極めよう、と考えました。私が考えるマーケティングの第一歩は、当社と相性がいい見込客のメアドを効率良く集める事です。相性がいい見込客とは、提供しているサービスを必要としており、当社の仕事ぶりを好んで下さるお客様の事です。
今まで、マーケティングの仕組作りに取組んで来なかった理由は、大手企業の方が開発会社を探す時にググるだろうか?、と言う疑問があったからです。(弊社のお取引先様は大手企業かつエンドユーザーが多いのです) 以前、取引先の方にヒアリングした際にも、知人からの紹介が多いと聞いた事がありました。しかし、やらずに結論を出すのも如何なものかと思い、一度、きちんと取り組んでみる事にしました。また、技術の会社なので、SEOとかにきちんと取組んでいれば、信頼度の向上につながるかとも思いました。
始めるに当たって、北岡先生(北岡秀紀さん)のグループコンサルティングを受ける事にしました。マーケティングに関する土地勘が無かったからです。複数のコンサルタントを比較しましたが、ご自身のパターンを押付けるのでは無く、個別の事情に応じてアドバイスをもらえそうな気がしたからです。期間は2019年10月から2020年3月までの半年間、10人の経営者がグループでコンサルティングを受けます。初回はZoomで個別面談、2回目から5回目までは対面でグループ面談を受けます。また、Chatworkで随時質問ができます。結論としては、以下の理由から受けて良かったです。
・アドバイスが的確である。
・次回面談までに宿題をこなす必要があるので「なまけ防止策」になる。
・他の経営者へのアドバイスが参考になる事もある。
・マーケティングの基本的な考え方が身に付く。
・何となくのマーケティングではなく、実利に直結するマーケティングを学べる。
<続く・・・・>
石躍