社長ブログ
IT業界全般&雑談

プログラミング教育の必修化

time2020.09.02
プログラミング教育の必修化

プログラミング教育が小学校で必修化されましたね。そして、2024年の大学入試にはプログラミングが導入されます。全国民が小学生の時にプログラミングを経験し、その中から、向いているな、楽しいな、と思った人が職業として選択する事になるので、ITエンジニアのレベルが著しく向上しますね。私が小学生の頃は、コンピューターはSFの世界のもので、実物を見る機会はありませんでした。1980年頃、家電量販店の店頭にパソコンが並ぶようになって、初めて実物を見ました。しかし、当時のパソコンは高価で実用性も低く、一般の人が購入するものではなく、パソコンを趣味とするマニアの人達向けのものでしたよね。

ITについて学びたくても、私が大学に進学する頃は、情報系の学部・学科はとても少なかったように思います。調べたところ、学科名としては、京都大学(工学部)および大阪大学(基礎工学部)に、1970年に初めて情報工学科が登場、学部名としては、1986年に設置された九州工業大学の情報工学部が最初だそうです。私が本格的にITについて学び始めたのは、1980年代後半、社会人になってからです。ちょっとした研修をして、後はOJTでした。プライベートな時間を使って勉強をしたくても、パソコンもコンパイラも高価でしたし、インターネットを使って情報収集する事もできませんでした。

Windows95の登場で、インターネットの利用が急速に一般の人に広がり始めましたが、それまで、コンピューターとかソフトウェアは企業の業務で使われるものでしたよね。ですから、ITエンジニアの仕事も業務システムの開発しかありませんでした。BtoCサービスの仕事が増え始めたのは、2000年頃からです。自分が開発したシステム(BtoCサービス)を、友人や知人にも使ってもらえる訳ですから、仕事のやりがいもアップしますよね。

スマホやタブレットを含めれば、今は、幼児からお年寄りまで、多くの人がコンピューターに触れるようになり、ITが身近なものになりました。それに伴い、ITエンジニアと言う職業の認知度も上がりました。また、BtoCサービスの登場により、ITエンジニアと言う職業の人気度も上がりました。教育機関も充実してきましたし、自習に必要な、パソコン、開発環境、技術情報も入手しやすくなりました。近い将来、小学生の頃から学校でプログラミングを学んだ人達が社会に出始めると、とんでもないスピードでデジタルシフトが進み、世の中が大きく変わりそうですね。楽しみです!

石躍

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